ポイント3:これで仕上がりグレードアップ!

三脚を使おう

どんな場合もできるだけ三脚を使いましょう。ブレを防ぐことができるだけでなく、じっくりとより良い画作りをすることもできるようになります。

シャッターを押すときに余計な力が入り、カメラが動いてしまってブレることもありますが、セルフタイマーを使うことで解決できます。 手持ちの場合は、カメラのストラップを手に巻きつけて固定します。

撮影するときの服装

作品へのライティングや背景には気を配っても、意外と忘れがちなのが撮影する自分自身の服装です。主張の強い色の服や、作品と異なる色目の服を着ていると、その色が作品に写り込み、写真のバランスを崩してしまうのです。とくに、ガラス製品など光を反射する作品、光沢のある作品、光を反射させやすい作品を撮影する場合には、注意が必要です。

写り込み自体は避けられないので、それを見越して写り込んでもいい色の服を着ましょう。基本的にはカメラ本体の色(多くは黒)に合わせるのが無難です。カメラ本体が被写体に写り込んでしまうのなら、同じ色にした方が写り込みがうるさくならないからです。また、衣服の素材は光沢のない(光を反射させない)ものがいいでしょう。

小さい作品を撮影する場合には、作品の周りをトレーシングペーパーで囲み、カメラのレンズだけの入る穴を開けるという方法も使えます。こうすると、周囲の物体の色が作品に写り込むことがなくなると同時に、光も拡散できるのです。

指とカメラがしっかり写りこんでいます。こういうことにならないよう、気をつけましょうね。
これは、小物の撮影にプロが使う道具。
左側にカメラだけが入る切れ込みがあります。
上だけすっぽり開けることもできます。撮影後は、小さく折りたたんで収納できます。

作品を固定する

作品が最も美しく見えるよう撮影しようとすると、不安定な角度で固定しなければならないことがあります。 こんなときに便利な道具が、「グルーガン(ホットメルト)」(写真)です。

透明の樹脂を温めて柔らかくし、接着させる道具です。樹脂は冷めると固くなるので、テーブルの上に指輪を立てる、ということも可能です。はがした後は作品に痕跡が残りません。ホームセンターに行けば、1,000円程度で購入できます。もちろん、両面テープやセロテープ、接着ゴムも活用してくださいね。